ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2017.2.15 00:12日々の出来事

「よしりん辻説法」のコンセプト


間もなく「SAPIO」『ゴーマニズム宣言』のわしの

ペン入れが終わる。

あとはスタッフが21日(火曜)の締め切りまでに

間に合わせられるかだ。

 

今月は28日にも「FLASH」の締め切りがあるから

少し厳しい。

わしは今日から『よしりん辻説法』のコンテを始める。

 

『よしりん辻説法』は担当が女性なので、その感性を

最大に活かそうとしているが、雑誌を買う人は男性が

圧倒的多数なので、男が喜ぶ視点は欠かせない。

そのバランスをどう取るかが課題だろう。

 

作家は貪欲に新しい感性を取り入れて、自分を変えて

いかねば生き残れないと、わしは考えている。

わしは皇位継承問題を考えるうえで、「男尊女卑」の

マッチョイムズがつくづく馬鹿らしくなってきた。

 

「男系血統」をありがたがるシナ的男尊女卑の観念や、

小池百合子に「厚化粧の女」とか言い放つ石原慎太郎的

マッチョイムズを、葬り去らねばならぬと思うように

なった。

 

『よしりん辻説法』では、底流に男女の性差の問題を

意識しておけば、自分の新しい引き出しが開けられると

考えている。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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